付加的版表示(読み)ふかてきはんひょうじ(その他表記)additional edition statement

図書館情報学用語辞典 第5版 「付加的版表示」の解説

付加的版表示

“一つの版グループ中の特定版であることを示す語句等の表示”(『日本目録規則1987年版改訂3版』用語解説).記述対象となる資料の版が階層構造を有する場合があり,例えば,ある名称を持つ版グループ内の一つの版や別の名称を持つ版などがこれに該当し,あるいは特定の版グループ中で特に改訂,増補などの表示のある刷次もこれに含まれる.このとき,記述中で版表示と付加的版表示とに分けて記録することにより,版の特定や限定が可能となる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android