付師(読み)ツケシ

デジタル大辞泉 「付師」の意味・読み・例文・類語

つけ‐し【付師】

歌舞伎で、下座音楽選曲作曲をする人。ふつう長唄三味線弾きから出る。また、付け帳を作成する狂言作者をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付師」の意味・読み・例文・類語

つけ‐し【付師】

  1. 〘 名詞 〙 歌舞伎で、下座音楽を選定したり新しく作曲をしたりする役目。また、その人。原則として長唄の三味線弾きから出る。また、衣装小道具・鬘などの付帳(つけちょう)を作成する役目の人(主に狂言作者)をもいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android