精選版 日本国語大辞典 「付纏」の意味・読み・例文・類語
つき‐まと・う ‥まとふ【付纏】
※苔の衣(1271頃)四「なつかしき御ありさまを見しりがほに、まゐり給ひぬればつきまとはれ給ひつつ」
つき‐まつわ・る ‥まつはる【付纏】
〘自ラ四〙 そばに付いて離れないでいる。比喩的に、ある気持や考えなどが離れないでからみつく。つきまとわる。
つき‐まとわ・る ‥まとはる【付纏】
〘自ラ四〙 =つきまつわる(付纏)
※浄瑠璃・用明天皇職人鑑(1705)鐘入「浄頗梨の鏡に影の立そふごとくに、つきまとはって」
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