仙子(読み)せんし

精選版 日本国語大辞典 「仙子」の意味・読み・例文・類語

せん‐し【仙子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仙人
    1. [初出の実例]「仙子方中九還楽、可一日看花功」(出典:古学先生詩集(1717)二・再昌院法印北村季吟八十寿)
    2. [その他の文献]〔劉禹錫‐桃源行〕
  3. 仙女美女をたとえていう。
    1. [初出の実例]「仙子の面を見ぬほどに菱花の一沼開いたには、孤負したぞ」(出典:寛永刊本江湖集鈔(1633)三)
    2. [その他の文献]〔白居易‐長恨歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仙子」の読み・字形・画数・意味

【仙子】せんし

仙人。

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