仙山村(読み)せんやまむら

日本歴史地名大系 「仙山村」の解説

仙山村
せんやまむら

[現在地名]大田市朝山町仙山(あさやまちようせんやま)

朝倉(あさくら)村の東に位置し、東は出雲国神門(かんど)郡口田儀(くちたぎ)村(現多伎町)、北は断崖をもって日本海に臨む。枝郷に島津屋(しまつや)がある。永禄四年(一五六一)一〇月五日の牛尾久清書状写(坪内家文書)に「島津屋関所」とみえ、出雲・石見国境にある同関所の守備を命じられた尼子氏家臣牛尾久清は杵築大社(出雲大社)御師坪内氏に対し、馬三疋分の関銭免除を安堵している。天正三年(一五七五)六月二四日、島津家久は島津屋の関を通り石見銀山へ向かっている(中書家久公御上京日記)。江戸時代にも島津屋には口番所が置かれ、物資の移動、人の通行についてとくに厳しい監視体制がとられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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