仙納原村(読み)せんのはらむら

日本歴史地名大系 「仙納原村」の解説

仙納原村
せんのはらむら

[現在地名]利賀村仙野原せんのはら

仙野原とも記した。九里くりとう村の西、利賀川左岸の庄川合流点近くに位置し、西は北原きたばら村、北は松島まつしま(現井波町)。当村から庄川上流一九ヵ村が五箇山ごかやま谷に所属。井波いなみ町から飛騨羽根はね(現岐阜県河合村)へ出る利賀道(羽根道)道筋にあたる。杉谷すぎたに峠を越えてきた利賀道は利賀大橋で庄川を渡河、当地の利賀川小橋を渡って九里ヶ当村へ向かう。同村まで二六町(村々道程駄賃付「十村宅左衛門覚書」寿川区有文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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