デジタル大辞泉
「仙酔峡」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
仙酔峡
せんすいきょう
熊本県北東部、阿蘇市(あそし)一の宮町、阿蘇中央火口丘群の一つ高岳(1592メートル)の北麓(ほくろく)、標高800メートル付近にある溶岩露頭の多い特異な景観をなす東岳川上流の峡谷。一帯にはミヤマキリシマが群落をなしており、かつては阿蘇大宮司家が開花期の5月に、この地で「曲水の宴」を催したと伝えられる。また、JR豊肥(ほうひ)本線宮地(みやじ)駅から仙酔峡道路が通じ、車で約15分の位置にあることから、岩場登りを好む登山者のベースキャンプ地にもなっている。
[山口守人]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 