仙頭武央(読み)セントウ タケナカ

20世紀日本人名事典 「仙頭武央」の解説

仙頭 武央
セントウ タケナカ

明治・大正期の海軍中将



生年
元治1年3月25日(1864年)

没年
大正8(1919)年12月11日

出生地
土佐国安芸郡穴内村(高知県安芸市)

学歴〔年〕
海兵〔明治16年〕卒

経歴
安芸町年寄役・仙頭武英の四男として生まれ、幼名を外太郎。申議学舎で船本楠吉に学び、上京して海南私塾に入学する。海軍予備校を経て、明治10年海軍兵学校に入学。16年卒業して少尉候補生となる。日清戦争には軍艦千代田分隊長として、日露戦争には対馬艦長として従軍。のち海軍砲術学校長、横須賀海兵団長、呉海兵団長、呉鎮守府艦隊司令官などの要職を務めた。43年少将に進み、大正3年中将。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙頭武央」の解説

仙頭武央 せんとう-たけなか

1864-1919 明治-大正時代軍人
元治(げんじ)元年3月25日生まれ。日清(にっしん)・日露戦争に従軍。海軍砲術学校長,横須賀・呉(くれ)各海兵団長,呉鎮守府艦隊司令官などをつとめた。大正3年海軍中将。大正8年12月11日死去。56歳。土佐(高知県)出身。海軍兵学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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