仮条約(読み)カリジョウヤク

デジタル大辞泉 「仮条約」の意味・読み・例文・類語

かり‐じょうやく〔‐デウヤク〕【仮条約】

条約締結前に、その準備として、条約の大綱内容として結んでおく仮の条約。「安政仮条約

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精選版 日本国語大辞典 「仮条約」の意味・読み・例文・類語

かり‐じょうやく‥デウヤク【仮条約】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正式の条約(本条約)が締結されるまでの一時的条約。暫定条約。
    1. [初出の実例]「今般英吉利より、使節差越、条約取結之儀申立候に付〈略〉亜墨利加之振合を以、仮条約為御取替相成」(出典:日本財政経済史料‐七・経済・外国通商・海外貿易・安政五年(1858)七月二〇日)
  3. 主権者批准を経ていない条約。

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