仰向(読み)あおむき

精選版 日本国語大辞典 「仰向」の意味・読み・例文・類語

あお‐むきあふ‥【仰向】

  1. 〘 名詞 〙 顔や物などの表面前面が上に向くこと。また、向いていること。あおぬき。あおのき。あおむけ。⇔うつぶせ
    1. [初出の実例]「仰向(アホムキ)に倒れたる姿を見るより立どまり」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉二)

あお‐むけあふ‥【仰向】

  1. 〘 名詞 〙 顔や物などの表面や前面を上に向けること。あおのけ。⇔うつむけ
    1. [初出の実例]「かるいしへ足をふみかけて、あふむけにどっさりころぶ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む