精選版 日本国語大辞典「仲直・中直」の解説
なか‐なおり ‥なほり【仲直・中直】
〘名〙
※平家(13C前)八「牛飼なかなをりせんとや思けん」
② (中直) =なかひより(中日和)②
※俚言集覧(1797頃)「中日より 長病の死なんとする前に愈る状あるを云、又中なほりとも云」
なか‐なおし ‥なほし【仲直・中直】
〘名〙
① 仲直りをさせること。間柄を直すこと。和解をさせること。
※古活字本荘子抄(1620頃)一「中かなをしは天倪ぞ」
② (中直) 中判の美濃紙。縦九寸五分(約二八・五センチメートル)横一尺三寸八分(約四一・五センチメートル)。上美濃(じょうみの)。
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