デジタル大辞泉 「中日」の意味・読み・例文・類語 ちゅう‐にち【中日】 1 ある期間のまんなかにあたる日。なかび。「芝居の中日」2 春・秋の彼岸7日間の、まんなかの日。春分・秋分の日。彼岸の中日。3 中国と日本。また、中国語と日本語。「中日辞典」[類語](3)漢和 なか‐び【中日】 1 一定期間のまんなかにあたる日。ちゅうにち。「彼岸の中日」2 芝居・寄席・相撲などで、興行期間のまんなかの日。3 「中日祝儀」の略。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「中日」の意味・読み・例文・類語 なか‐び【中日】 〘 名詞 〙① 一定の期間のまんなかにあたる日。ちゅうにち。[初出の実例]「首相邸の文士招待会かね、ハア、僕も行きました。即ち中日(ナカビ)の十八日」(出典:駒のいななき(1916)〈巖谷小波〉三)② 演劇、相撲などの興行期間のまんなかにあたる日。また、歌舞伎で、この日に幹部俳優が楽屋の者などに祝儀を出す習慣があるところから、祝儀をいう。[初出の実例]「毎夜客止の賑ひで、中日から昼席をも企てられた」(出典:牛部屋の臭ひ(1916)〈正宗白鳥〉一) ちゅう‐にち【中日】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① ある日数の中の、まんなかの日。なかび。「芝居の中日」② 仏語。彼岸七日間のまん中の日、すなわち春分・秋分の日。彼岸の中日。七日間のうち、この日最も盛んに法会を行なう。《 季語・春 》[初出の実例]「ことさら今日は中日にて候ふほどに、日想観をも拝まんとて」(出典:謡曲・弱法師(1429頃))[ 2 ] 中国と日本。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例