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仲裁裁判

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

仲裁裁判

国連海洋法条約は、紛争の平和的な解決の手段として国際司法裁判所オランダハーグ)や国際海洋法裁判所ドイツハンブルク)、仲裁裁判所などへ提訴できると定めている。国際的な裁判を始めるには通常、当事国双方の合意が必要とされるが、仲裁は一方の申し立てだけで開始できる規定がある。フィリピンはこの規定を使って中国を提訴。審理は、常設仲裁裁判所(ハーグ)で行われ、裁判官ガーナ、オランダ、フランスなど第三国出身の5人が担った。  ■南シナ海をめぐる動き<1992年> 中国が周辺海域の権益を主張する領海法を制定。在フィリピン米軍が冷戦終結などを受けて撤退<95年> フィリピンが領有権を主張するミスチーフ礁を中国が占拠<2002年> 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が紛争防止のための行動宣言を採択<12年> スカボロー礁で中国とフィリピンの船がにらみ合い<13年> フィリピンが国連海洋法条約に基づき中国との仲裁を提起<14年5月> 中国が西沙で石油掘削を始め、南沙の埋め立てを本格化<15年10月> 米軍艦が南シナ海を通過する「航行の自由作戦」<16年1月> 南沙の人工島の滑走路で中国機が試験飛行

(2016-07-13 朝日新聞 朝刊 2総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ちゅうさい‐さいばん【仲裁裁判】

国際紛争を、紛争当事国の選任した第三者裁判官)の判断によって解決すること。

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大辞林 第三版の解説

ちゅうさいさいばん【仲裁裁判】

国際法上、紛争当事国の合意に基づき設置される国際仲裁裁判所が行う裁判によって、紛争を平和的に解決する手続。国際仲裁裁判。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仲裁裁判
ちゅうさいさいばん

国際仲裁裁判」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の仲裁裁判の言及

【国際裁判】より

…国際社会の多元的権力構造のもとで,国際裁判は,紛争当事国の同意を基礎とするという本質をもち,国内裁判のように,国家権力を背景として設立された裁判所が,当事者の意思にかかわりなく,権力的に紛争を管轄するといった権威的性格をもたない。国際裁判には仲裁裁判と司法的解決(司法裁判)との2種があり,両者の根本的な差異は裁判所の構成にある。仲裁裁判は,紛争の発生ごとに当事者の合意によって選ばれた裁判官による裁判であり,司法的解決は,国際司法裁判所のように,あらかじめ選ばれた裁判官によって構成される常設の裁判所が行う裁判である。…

※「仲裁裁判」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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