伊勢形紙

デジタル大辞泉プラス 「伊勢形紙」の解説

伊勢形紙

三重県鈴鹿市で生産される染色用の型紙一種美濃和紙柿渋で張り合わせ、彫刻等で図柄を掘ったもの。室町時代にはすでに製造されていたと考えられている。江戸時代には紀州藩の保護・奨励を得て発達。1983年、国の伝統的工芸品指定。「伊勢型紙」の表記もある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android