伊東祐保(読み)イトウ スケヤス

20世紀日本人名事典 「伊東祐保」の解説

伊東 祐保
イトウ スケヤス

明治・大正期の海軍大佐



生年
明治4年(1871年)

没年
大正3(1914)年10月18日

出生地
佐賀県

学歴〔年〕
海兵卒

経歴
日清戦争従軍日露戦争には巡洋艦磐手の艦長などを務める。のち横須賀鎮守府に入る。海軍大佐。第1次世界大戦では巡洋艦高千穂の艦長として出征、中国膠州湾外で艦がドイツ水雷艇の攻撃を受け沈没、大正3年10月乗組員271名と共に戦死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東祐保」の解説

伊東祐保 いとう-すけやす

1871-1914 明治-大正時代軍人
明治4年生まれ。日清(にっしん)戦争に従軍。日露戦争では巡洋艦磐手(いわて)の艦長などをつとめる。海軍大佐。第一次大戦では巡洋艦高千穂の艦長として出征,中国膠州(こうしゅう)湾外で艦がドイツ水雷艇の攻撃をうけ沈没,大正3年10月18日乗組員271名とともに戦死。44歳。佐賀県出身。海軍兵学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む