日本歴史地名大系 「伊津部勝城跡」の解説 伊津部勝城跡いつぶがちぐすくあと 鹿児島県:名瀬市朝戸村伊津部勝城跡[現在地名]名瀬市伊津部勝グスク跡。ターグスク(高城)ともいう。大(おお)川中流左岸、伊津部勝集落の南東側に、北東から南西へ延びる尾根の先端標高八〇メートルを最高地点とする。伝承では当城に按司(アジ)がおり、かつては背後の頂上に住んでいたが、水に困って当城へ下りてきたという。地表面からの採集遺物に玉縁口縁の白磁片があり、一三世紀初頭に使用されていたとされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by