伊集院の太鼓(読み)いじゅういんのてこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「伊集院の太鼓」の解説

伊集院の太鼓[祭礼・和楽器]
いじゅういんのてこ

九州・沖縄地方、鹿児島県地域ブランド
日置市で製作されている。鹿児島県内各地に広く見られる代表的な民俗芸能の一つに、胸に太鼓をつけ矢旗を背負って踊る太鼓踊りがある。そのなかでも伊集院の妙円寺詣り奉納の太鼓踊りが特に有名。伊集院の太鼓は、木材を十分に乾燥してからくり抜いて胴部分にし、これに天日乾燥した牛革を張り付け、錨打ちしてつくられる。鹿児島県伝統工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「伊集院の太鼓」の解説

伊集院の太鼓(てこ)

鹿児島県日置市伊集院町で生産される和太鼓。主に神社の祭祀用。県指定伝統的工芸品。

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