20世紀日本人名事典 「伏屋美濃」の解説 伏屋 美濃フセヤ ミノ 江戸時代末期・明治期の女官 明治天皇の乳母。 生年文政12年12月19日(1830年) 没年明治39(1906)年10月25日 出生地京都 本名伏屋 道子 経歴13歳の時より公卿・高辻家に仕える。天保14年(1843年)阿波国から原田重光を婿養子に迎え、3男5女を産んだ。嘉永5年(1852年)祐宮(のちの明治天皇)の誕生により、最初の乳母に選ばれる。明治12年には明宮(のちの大正天皇)の養育係詰に就任。次いで34年迪宮(のちの昭和天皇)誕生後の御七夜の儀でも御抱初で奉仕した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伏屋美濃」の解説 伏屋美濃 ふせや-みの 1830*-1906 幕末-明治時代,明治天皇の乳母。文政12年12月19日生まれ。13歳で公卿(くぎょう)の高辻家につかえ,15歳で原田重光を婿とし3男5女を生む。嘉永(かえい)5年(1852)祐宮(さちのみや)(明治天皇)の最初の乳母となる。明治12年明宮(はるのみや)(大正天皇)の養育係詰となり,34年には迪宮(みちのみや)(昭和天皇)の御七夜の儀にも奉仕した。明治39年10月25日死去。78歳。京都出身。本名は道子。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by