伏起(読み)ふせおこし

精選版 日本国語大辞典 「伏起」の意味・読み・例文・類語

ふせ‐おこし【伏起】

  1. 〘 名詞 〙 伏せたり起こしたりすること。操ること。
    1. [初出の実例]「げいのふと申てふかしひ事ではござらぬが、さりながら、弓まりはうちゃう碁双六、馬のふせおこし」(出典:虎明本狂言・鼻取相撲(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「伏起」の読み・字形・画数・意味

【伏起】ふくき

潜伏していて、急に襲う。〔三国志、魏、郭嘉伝〕(孫)策、輕くして備へ無し。~(も)し刺客せば、一人のみ。

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