休止芽(読み)きゅうしが(その他表記)statoblast

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「休止芽」の意味・わかりやすい解説

休止芽
きゅうしが
statoblast

休芽,越年芽ともいう。淡水産の小動物コケムシ類が生活環なか無性生殖のために形成する特殊な構造直径 1mm以下で,硬いキチン質の膜によって凍結乾燥に耐える。芽球耐久卵などと同じく休眠のための構造といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android