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会議外交 かいぎがいこうdiplomacy by conference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

会議外交
かいぎがいこう
diplomacy by conference

外交形式の一種。近代国際社会の成立を背景に,19世紀に入ってから国際会議が相次いで開催され,外交の有力な形式となった。ある調査によれば,1840~1931年に 2652回の国際会議が催されたとある。近代国際社会最初の国際会議は三十年戦争の和平を定めたウェストファリア会議 (1648) とされるが,これを機に会議外交のさまざまなルールや方法がつくられていった。形式が整備されるとともに,講和会議などは参加国数の増加にもかかわらず会期は短縮され,ユトレヒト会議 (1713~14) が2ヵ年を要したのに対し,ウィーン会議 (1814~15) は 14ヵ月,パリ会議 (1919) は6ヵ月で終了した。国際連盟の創設以降現在の国際連合など国際機関の飛躍的発展に伴い,この外交形式は国々の国益を実現するための重要な方式として国際機関内外で多用されるようになった。

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世界大百科事典内の会議外交の言及

【外交】より

…交渉の結果成立した協定や条約の内容を国民に知らせることが一般化し,また他国との交渉に臨むにあたって,政府の基本的立場を国民に示し,その支持と理解がもとめられる。さらに〈公開外交〉の一形態として発達してきたのが〈会議外交〉である。
[会議外交の時代]
 〈会議外交〉は古典的な外交が二国間外交として行われたのに対し,多数国間外交としての特徴をもつ。…

※「会議外交」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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