伝馬宿(読み)てんましゅく

精選版 日本国語大辞典 「伝馬宿」の意味・読み・例文・類語

てんま‐しゅく【伝馬宿】

〘名〙 戦国時代から江戸時代伝馬役負担を義務づけられた宿駅原則として常備人馬をおき、地子免許のある例が多かった。
御触書寛保集成‐二二・宝永元年(1704)三月「東海道御伝馬宿御料え鳥目八百貫文宛拝借被仰付候」

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百科事典マイペディア 「伝馬宿」の意味・わかりやすい解説

伝馬宿【てんましゅく】

伝馬

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世界大百科事典(旧版)内の伝馬宿の言及

【伝馬】より

…しかし後年は多く金納となった。その負担者のいる屋敷を伝馬屋敷といい,宿のことを伝馬宿とも称した。要するに伝馬の提供が近世の宿の設立の発端であったからである。…

※「伝馬宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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