伯耆国六郡郷村生高竈付(読み)ほうきのくにろくぐんごうそんせいだかかまどつけ

日本歴史地名大系 「伯耆国六郡郷村生高竈付」の解説

伯耆国六郡郷村生高竈付(六郡郷村生高竈付)
ほうきのくにろくぐんごうそんせいだかかまどつけ

一冊

原本 鳥取県立図書館

成立 文久以降

解説 伯耆国六郡の各村の生高・竈数を書上げたもの。当資料自体に年号は記載されていないが、八橋郡西穂波村の項に「文久二戌二ケ村ニ分レ穂波、西穂波トナル」という記載があるから、成立は文久以降となる。帳面体裁および内容からみて在方役人の控帳かと思われる。ほかに因幡国八郡郷村生高竈付一冊もあり、これと安政五年の因州村々生高竈数取調帳とを比較すると、記載順序および生高は一致しているが、竈数には異動がある。また身分についても取調帳のようには細かく記されていない。そのほか村名の脇に通称名を記載、あるいは村の境界が紛らわしい場合にはその位置を簡単に注記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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