最新 地学事典 「位置敏感型比例計数管」の解説
いちびんかんがたひれいけいすうかん
位置敏感型比例計数管
position sensitive proportional detector
基本的には比例計数管の原理で直線型や湾曲型の陽極芯線を用い,陰極盤の二極間に高電圧をかけ管内のガスをイオン化し,入射したX線光子を電荷に変換して測定する計数管。ガスイオンが加速され,イオンなだれを起こした一時的な電離作用が芯線に電流を引き起こす。その結果,芯線はイオン数に比例してパルスを得る。位置決めは,芯線のある位置で生じた電荷が左右に分かれ,その流れの時間差を電気的に感知する遅延線方式が一般的。
執筆者:山中 高光
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

