低カリウム血症(読み)ていカリウムけっしょう(その他表記)hypokalemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「低カリウム血症」の意味・わかりやすい解説

低カリウム血症
ていカリウムけっしょう
hypokalemia

血清中のカリウム濃度が正常値 (3.5mEq/l) 以下になる状態。次のような場合にみられる。 (1) カリウムの摂取不足 飢餓,栄養不良,胃腸障害。 (2) カリウムの過度の損失 嘔吐,下痢,利尿剤の反復投与。 (3) カリウムの細胞内移動 家族性周期性四肢麻痺,筋無力症などで起り,筋肉を麻痺させる。 (4) 腎不全。 (5) 副腎機能亢進症など。低カリウム血症では,食欲不振,吐き気,嘔吐,呼吸困難,心電図の変化などが起る。

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