低唱浅酌(読み)ていしょうせんしゃく

精選版 日本国語大辞典 「低唱浅酌」の意味・読み・例文・類語

ていしょう‐せんしゃくテイシャウ‥【低唱浅酌】

  1. 〘 名詞 〙 簡単な酒盛りをしながら、小声詩歌などを唱え興ずること。浅酌低唱
    1. [初出の実例]「此老紳士が阿嬌と対せる低唱浅酌(テイシャウセンシャク)の夕を描き出すのも有趣(おもしろ)いが」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳豹変秘術)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む