デジタル大辞泉 「阿嬌」の意味・読み・例文・類語 あ‐きょう〔‐ケウ〕【×阿×嬌】 《「阿」は親しみを表す語、「嬌」は漢の武帝の蕭しょう皇后の幼名》美しい女の人。「五人の―が手早く杯盤を片寄す所に」〈蘆花・黒潮〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「阿嬌」の意味・読み・例文・類語 あ‐きょう‥ケウ【阿嬌】 〘 名詞 〙 ( 「阿」は親しみを表わす語。「嬌」は漢の武帝の蕭皇后の幼名。武帝がやはり幼いころ、「阿嬌」を嫁にできたら、金の家をつくってあげると言ったという「漢武故事」中の話から、転じて ) 美しい女。美人。美形。[初出の実例]「五人の阿嬌が手早く杯盤を片寄す所に」(出典:黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉七)[その他の文献]〔蕭子顕‐日出東南隅行〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例