低比重リポタンパク(読み)ていひじゅうリポタンパク(英語表記)low density lipoprotein; LDL

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

低比重リポタンパク
ていひじゅうリポタンパク
low density lipoprotein; LDL

45%のコレステロールと5%のトリグリセリドを含む。血中 LDLは,そのほとんどが肝臓における LDL受容体経路で代謝されるが,遺伝的に LDL受容体を欠損する家族性高コレステロール血症の患者では,血中に LDLが増加し,若年時よりかゆ状動脈硬化が進行する。 LDL受容体は J.ゴールドシュタイン,M.ブラウンらによって明らかにされたもので,細胞内にコレステロールが増加すると,LDL受容体数を減少させると同時にコレステロール合成を抑制するという制御機構が存在する。一般的に LDL中のコレステロールは悪玉のコレステロールといわれている。

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