低温ポリシリコン(読み)テイオンポリシリコン

デジタル大辞泉 「低温ポリシリコン」の意味・読み・例文・類語

ていおん‐ポリシリコン〔テイヲン‐〕【低温ポリシリコン】

セ氏600度以下で形成できる多結晶シリコン薄膜トランジスターTFT)の基板を製造する際、石英ガラス基板を必要とする高温ポリシリコンに比べ、安価なガラス基板を用いることができ、大型化が容易という利点がある。LTPS(low temperature polysilicon)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android