住林寺(読み)じゆうりんじ

日本歴史地名大系 「住林寺」の解説

住林寺
じゆうりんじ

[現在地名]岩舟町小野寺

大慈だいじ寺・村檜むらひ神社の南西小野寺おのでら城跡西方にある。玄松山清水堂と号し、時宗。本尊阿弥陀如来。承久年間(一二一九―二二)当地の地頭小野寺泰綱が祖父通綱の菩提を弔うために建立し、一遍を招いて開山としたという(「下野国誌」など)。「小野寺系図」には、小野寺通綱の法名が住林寺殿弘国通縄大居士とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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