小野寺(読み)おのでら

精選版 日本国語大辞典 「小野寺」の意味・読み・例文・類語

おのでらをのでら【小野寺】

  1. 姓氏一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「小野寺」の解説

小野寺
おのじ

[現在地名]小浜市太良庄

太良庄たらのしよう字太良庄の泰雲たいうん山東側山裾にある。日置山と号し、真言宗東寺派。本尊薬師如来。建長六年(一二五四)の太良荘実検取帳(教王護国寺文書)に「一所一段六十歩 小野寺馬上免」とみえ、太良荘立荘以前からあったと考えられる。文安六年(一四四九)の京都東寺の修造にあたっては「遠敷郡津々見保小野寺」では栄朝ら七人が奉加人として名を連ねている(同年五月七日「東寺修造料足奉加人数注進状」東寺百合文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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