佐々木清綱(読み)ササキ キヨツナ

20世紀日本人名事典 「佐々木清綱」の解説

佐々木 清綱
ササキ キヨツナ

大正・昭和期の畜産学者 元・東京大学教授



生年
明治28(1895)年3月10日

没年
昭和50(1975)年4月30日

出生地
秋田県

学歴〔年〕
東京帝大農学部農学科〔大正10年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和6年〕

経歴
九州帝大助教授、教授、北京大学教授を経て、昭和16年東京帝大教授。30年退官し日本大学農獣医学部教授となった。この間、日本畜産学会長、農林省畜産試験場長を兼務。統計学を用いた家畜体型に関する研究血液型の家畜登録への応用などに業績をあげた。またドイツ畜産学を日本に紹介、ギーセン大学名誉教授。著書に「家畜育種学」「畜産学講義」「家畜図説 手」「家畜学大事典」(監修)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木清綱」の解説

佐々木清綱 ささき-きよつな

1895-1975 大正-昭和時代の畜産学者。
明治28年3月10日生まれ。九州帝大,北京大の教授をへて,昭和16年母校東京帝大の教授となる。退官後,東京農大教授,日大教授。その間,日本畜産学会会長,農林省畜産試験場長などをつとめた。ドイツ畜産学の紹介や,家畜免疫学の研究で知られる。昭和50年4月30日死去。80歳。秋田県出身。著作に「家畜育種学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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