佐佐貴山君(読み)ささきのやまのきみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐佐貴山君」の解説

佐佐貴山君 ささきのやまのきみ

?-? 奈良時代女官
内侍(ないし)。名は不明。「万葉集」によれば,天平勝宝(てんぴょうしょうほう)年間(749-757)に孝謙天皇と光明皇太后が藤原仲麻呂(なかまろ)邸をおとずれたとき,随行した。「延喜式神名帳近江(おうみ)(滋賀県)蒲生(がもう)郡沙々貴神社がみえ,この地方の人か。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android