佐倉宗五郎(読み)さくらそうごろう

精選版 日本国語大辞典 「佐倉宗五郎」の意味・読み・例文・類語

さくら‐そうごろう‥ソウゴラウ【佐倉宗五郎】

  1. [ 一 ] 江戸初期の下総佐倉藩の義民。本名木内惣五郎。宗吾とも。下総公津村の人。代々農業をして百余箇村の割元名主を務めていた。一説に正保二年(一六四五)、領主堀田氏の苛酷な税政を幕府に直訴したが、願いは聞かれず越訴(おっそ)を企てた罪で死罪となったという。生没年未詳。
  2. [ 二 ] 歌舞伎脚本「東山桜荘子(ひがしやまさくらそうし)」「佐倉義民伝」の通称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「佐倉宗五郎」の解説

佐倉宗五郎
(通称)
さくらそうごろう

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
花雲佐倉曙
初演
嘉永5.3(大坂・角の座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む