佐古田郷(読み)さこだごう

日本歴史地名大系 「佐古田郷」の解説

佐古田郷
さこだごう

中世の伊北いほう庄内の郷で、現作田さくだに比定される。永徳三年(一三八三)一一月一二日の夢窓疎石臨川寺三会院遺誡(黄梅院文書)に「伊北庄内佐古田郷」とみえ、夢窓疎石が遺誡を記した暦応二年(一三三九)には、当郷などの年貢臨川りんせん(現京都市右京区)三会さんえ院の資縁得分であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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