佐川義高(読み)サガワ ヨシタカ

20世紀日本人名事典 「佐川義高」の解説

佐川 義高
サガワ ヨシタカ

大正・昭和期の孔版技術者



生年
明治35(1902)年10月21日

没年
昭和46(1971)年3月18日

出生地
茨城県

別名
筆名=草間 京平

経歴
大正8年頃上京し。郵便集配などに従事し、9年文学青年仲間と同人歌誌「孔雀草」を創刊有島武郎後援で、12年孔版印刷の黒船社を興し研究と普及に没頭、今日行われている孔版技術の技法を創始した。昭和3年日本謄写印刷研究所を開き、9年日本謄写印刷科学研究所を創立。Z(ゼット)派孔版器材といわれる多種の器材を作り、孔版技術を広めた。著書に「佐川義高(草間京平)遺稿集」(昭48年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐川義高」の解説

佐川義高 さがわ-よしたか

1902-1971 大正-昭和時代の孔版技術者。
明治35年10月21日生まれ。大正9年同人歌誌「孔雀草」を創刊。12年孔版印刷の黒船社をおこす。昭和3年日本謄写印刷研究所をひらき,9年日本謄写印刷科学研究所を創立。Z(ゼツト)派孔版器材といわれる多種の器材をつくり,孔版技術をひろめた。昭和46年3月18日死去。68歳。茨城県出身。筆名は草間京平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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