後援(読み)コウエン

デジタル大辞泉 「後援」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん〔‐ヱン〕【後援】

[名](スル)
仕事計画などの後ろだてとなって、資金を提供したり便宜を図ったりして援助すること。「市が後援するスポーツ大会」
後方にひかえる援助の兵。
[類語]援助支援応援助成バックアップフォロー賛助

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精選版 日本国語大辞典 「後援」の意味・読み・例文・類語

こう‐えん‥ヱン【後援】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 後方にひかえているたすけの軍勢。後詰(ごづめ)援兵。〔日誌必用御布令字引(1868)〕
    1. [初出の実例]「後へに後援の兵なければ餓に迫るに至るべし」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐高宗紀〕
  3. ( ━する ) 背後から、物事がうまくいくようにたすけること。資金などを提供して援助すること。応援。援助。うしろだて。
    1. [初出の実例]「政治思想の作用に属する選挙者は常に議員の後援と為りて」(出典:政党評判記(1890)〈利光鶴松〉三)

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普及版 字通 「後援」の読み・字形・画数・意味

【後援】こうえん(ゑん)

援軍。後に救援する。〔三国志、呉、周瑜伝注に引く江表伝〕(けい)~(すなは)ちに在りて發せよ。孫権)、當(まさ)に續ぎて人衆を發し、多く糧を載せて、の後を爲すべし。

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