佐方鎮子(読み)サカタ シズコ

20世紀日本人名事典 「佐方鎮子」の解説

佐方 鎮子
サカタ シズコ

明治・大正期の教育者 神田高等女学校校長。



生年
安政4年3月8日(1857年)

没年
昭和4(1929)年7月25日

本名
佐方 鎮

学歴〔年〕
東京女子師範〔明治12年〕卒

経歴
鳥取藩士の二女に生まれる。東京女子師範付属小学校で教え、明治16年前橋高女に転じたが、翌年母校に戻り、18年同校付属幼稚園の次席教師となる。22年一橋女学校教諭を経て、31年東京女高師教授に就任生徒監を兼ねた。大正6年職を辞し、のち神田高女校長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐方鎮子」の解説

佐方鎮子 さかた-しずこ

1857-1929 明治-大正時代の教育者。
安政4年3月8日生まれ。因幡(いなば)鳥取藩士佐方易清の次女。母校東京女子師範の付属小学校,前橋高女,一橋女学校の教諭をへて,明治31年女子高等師範教授となる。のち神田高女校長をつとめた。昭和4年7月25日死去。73歳。本名は鎮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例