佐江衆一(読み)さえ しゅういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐江衆一」の解説

佐江衆一 さえ-しゅういち

1934- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和9年1月19日生まれ。「文芸首都同人となり,昭和36年「繭」で注目される。「闇の向うへ跳ぶ者は」「横浜ストリートライフ」など社会的なテーマを追う作品を発表。平成2年「北の海明け」で新田次郎文学賞。7年「黄落(こうらく)」でBunkamura ドゥ マゴ文学賞。8年「江戸職人綺譚」で中山義秀文学賞。東京出身。文化学院卒。本名は柿沼利招(としあき)。作品はほかに「遥か戦火を離れて」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む