デジタル大辞泉プラス 「新田次郎文学賞」の解説 新田次郎文学賞 新田次郎記念会が主催する非公募の文学賞。山岳小説の名作を数多く遺した新田の遺志に基づき、その印税の一部を基金として創設。前年に刊行されたノンフィクションまたは自然界に題材をとる作品の中から、優れた1作を選定し顕彰する。選評は雑誌「小説新潮」に掲載される。1982年発表の第1回受賞作は沢木耕太郎「一瞬の夏」。歴代の受賞者には、辺見じゅん、中野孝次、尾崎真理子などがいる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報