佐瀬稔(読み)サセ ミノル

20世紀日本人名事典 「佐瀬稔」の解説

佐瀬 稔
サセ ミノル

昭和・平成期の評論家,ノンフィクション作家



生年
昭和7(1932)年6月21日

没年
平成10(1998)年5月23日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
東京外国語大学英米語学科中退

主な受賞名〔年〕
日本推理作家協会賞(評論その他部門)〔昭和60年〕「金属バット殺人事件」,ミズノ・スポーツライター賞(第1回)〔平成3年〕「ヒマラヤを駆け抜けた男」

経歴
昭和30年大学を中退して報知新聞社に入社。運動部長、文化部長を経て48年退職し、フリーライターに。ノンフィクションの他、スポーツ記者時代の豊富な取材経験に基づいた独自の視点によるスポーツ評論や教育問題、政治経済など幅広い分野で活躍した。著書に「北海道の11日戦争」「反逆の経営者」「日本人ここにあり」「金属バット殺人事件」「挫折栄光」「うちの子がなぜ!女子高生コンクリート殺人事件」「いじめられて、さようなら」「ヒマラヤを駆け抜けた男」「彼らの誇りと勇気について―感情的ボクシング論」「残された山靴」(遺稿集)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐瀬稔」の解説

佐瀬稔 させ-みのる

1932-1998 昭和後期-平成時代のノンフィクション作家。
昭和7年6月21日生まれ。報知新聞社勤務をへて,昭和48年フリー。政治・経済・スポーツから教育問題まで幅ひろい分野を手がけ,60年「金属バット殺人事件」で日本推理作家協会賞,平成3年「ヒマラヤを駆け抜けた男」でミズノ・スポーツライター賞。平成10年5月23日死去。65歳。神奈川県出身。東京外大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「佐瀬稔」の解説

佐瀬 稔 (させ みのる)

生年月日:1932年6月21日
昭和時代;平成時代の評論家;ノンフィクション作家
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android