佐藤貞子(読み)サトウ サダコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐藤貞子」の解説

佐藤 貞子
サトウ サダコ


職業
民謡歌手

生年月日
明治19年 11月25日

出生地
秋田県 仙北郡田沢湖町神代

経歴
幼いころから評判ののどで民謡を歌い、15歳頃には生計が立つまでに。大正11年東京平和博覧会で秋田おばこを歌い、笛の名人であった父・笛王斉とともに1等賞に。樺太から九州まで全国で公演各地で客を魅了し、秋田おばこの女王と呼ばれた。最盛期には座長を務め、横手興行師・丸玉とともに一座を取り仕切った。

没年月日
昭和25年 1月14日 (1950年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「佐藤貞子」の解説

佐藤 貞子
サトウ サダコ

大正・昭和期の民謡歌手



生年
明治19(1886)年11月25日

没年
昭和25(1950)年1月14日

出生地
秋田県仙北郡田沢湖町神代

経歴
幼いころから評判ののどで民謡を歌い、15歳頃には生計が立つまでに。大正11年東京平和博覧会で秋田おばこを歌い、笛の名人であった父・笛王斉とともに1等賞に。樺太から九州まで全国で公演、各地で客を魅了し、秋田おばこの女王と呼ばれた。最盛期には座長を務め、横手の興行師・丸玉とともに一座を取り仕切った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤貞子」の解説

佐藤貞子 さとう-さだこ

1886-1950 大正-昭和時代の民謡歌手。
明治19年11月25日生まれ。大正11年全国芸能競演会で「秋田おばこ」をうたい1位となる。以後全国を巡演して秋田民謡をひろめた。昭和25年1月14日死去。63歳。秋田県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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