佐野八橋(読み)さのやつはし

精選版 日本国語大辞典 「佐野八橋」の意味・読み・例文・類語

さの‐やつはし【佐野八橋】

佐野次郎左衛門と江戸吉原の遊女八橋との事件主題とする小説戯曲総称歌舞伎脚本「青楼詞合鏡(さとことばあわせかがみ)」「杜若艷色紫(かきつばたいろもえどぞめ)」「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)」などが名高い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「佐野八橋」の解説

佐野八橋
(通称)
さの やつはし

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
有職鎌倉山 など
初演
寛政1.8(大坂・北堀江座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

少子化問題

少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...

少子化問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android