デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐野文夫」の解説 佐野文夫 さの-ふみお 1892-1931 大正-昭和時代前期の社会運動家。明治25年4月18日生まれ。外務省にはいるが病気で退職。大正11年市川正一らと「無産階級」を創刊する。12年共産党に入党。14年コミンテルン上海会議に荒畑寒村らとともに出席。15年党書記長。昭和3年三・一五事件で検挙された。保釈後,昭和6年3月1日死去。40歳。山形県出身。東京帝大中退。訳書にエンゲルス「フォイエルバッハ論」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例