体表炭化水素(読み)タイヒョウタンカスイソ

デジタル大辞泉 「体表炭化水素」の意味・読み・例文・類語

たいひょう‐たんかすいそ〔タイヘウタンクワスイソ〕【体表炭化水素】

昆虫の体表面に存在するワックス状の成分。不揮発性で炭化水素混合物であり、水分蒸発を防ぐ役割をもつ。アリなどの社会性昆虫の場合、同種であっても巣が異なると成分組成が異なり、他の集団との区別に利用されると考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む