何とやら(読み)ナントヤラ

デジタル大辞泉 「何とやら」の意味・読み・例文・類語

なんと‐やら【何とやら】

[連語]
1 名称などのはっきりしないものをさす。なんとか。「何とやらいう人」
2 どういうわけか。なんとなく。なにやら。
「―恥づかしき事にぞあれど」〈浮・武家義理・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「何とやら」の意味・読み・例文・類語

なんと【何と】 やら

  1. ① 名称やことばの不明・不定なさま。何とかいう。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「女賢くして牛を何(ナン)とやらで、女の利口はやくにたたねへ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)
  2. ② どういうわけか。何となく。
    1. [初出の実例]「コノ ホウシワ キシャウワ カイテ ゴザレドモ、nantoyara(ナントヤラ) アヤウウ ゾンズル」(出典:天草本平家(1592)四)

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