何とやら(読み)ナントヤラ

デジタル大辞泉 「何とやら」の意味・読み・例文・類語

なんと‐やら【何とやら】

[連語]
名称などのはっきりしないものをさす。なんとか。「何とやらいう人」
どういうわけか。なんとなく。なにやら。
「―恥づかしき事にぞあれど」〈浮・武家義理・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何とやら」の意味・読み・例文・類語

なんと【何と】 やら

  1. 名称やことばの不明・不定なさま。何とかいう。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「女賢くして牛を何(ナン)とやらで、女の利口はやくにたたねへ」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)
  2. どういうわけか。何となく。
    1. [初出の実例]「コノ ホウシワ キシャウワ カイテ ゴザレドモ、nantoyara(ナントヤラ) アヤウウ ゾンズル」(出典:天草本平家(1592)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む