何をがな(読み)ナニヲガナ

デジタル大辞泉 「何をがな」の意味・読み・例文・類語

なにをがな

何かよいものがあればそれを。何かを。
「―形見に嫗に取らせんと」〈今昔一六・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何をがな」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 を がな

  1. 当面問題対象となるべき事物を、探し求め思案するさま。どんなものを(…すればよいか)。どれかを(…したいのだが)。
    1. [初出の実例]「何をがな形見に嫗に取せむと思ひ廻すに」(出典:今昔物語集(1120頃か)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む