何処の馬の骨(読み)ドコノウマノホネ

デジタル大辞泉 「何処の馬の骨」の意味・読み・例文・類語

何処どこうまほね

身元の確かでない者をののしっていう言葉。「何処の馬の骨か知れない奴」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何処の馬の骨」の意味・読み・例文・類語

どこ【何処】 の=馬(うま)[=牛(うし)]の骨(ほね)

  1. 素姓の知れない者をののしっていう語。
    1. [初出の実例]「其次の玉むし色の羽織は牛涎(にかわ)屋を、どこの牛の骨やらしらいで人のかぶる衣つき」(出典浮世草子世間胸算用(1692)三)
    2. 「どこの牛(ウシ)の骨(ホネ)だか馬(ウマ)の骨(ホネ)だか知れもしねえ奴」(出典:歌舞伎・船打込橋間白浪(鋳掛松)(1866)二幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android