余儀(読み)ヨギ

デジタル大辞泉 「余儀」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぎ【余儀】

他のこと。他にとるべき方法。また、別の意見

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精選版 日本国語大辞典 「余儀」の意味・読み・例文・類語

よ‐ぎ【余儀】

  1. 〘 名詞 〙 ほかの事。他の方法。それ以外の仕方。また、特に悪い方に、現在とは異なる態度処遇
    1. [初出の実例]「此条無其咎者、被還補名田之条、不可有予儀者哉」(出典:東寺百合文書‐は・康永元年(1342)六月日・若狭太良荘時沢名主実円重申状)
    2. 「おどりあがりておもしろがるは尤(もっとも)至極、余儀(ヨギ)せぬ事なり」(出典仮名草子・都風俗鑑(1681)三)

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