余剰原則(読み)よじょうげんそく(その他表記)surplus principle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「余剰原則」の意味・わかりやすい解説

余剰原則
よじょうげんそく
surplus principle

1982年に成立した国連海洋法条約の基本的考え方の一つ。 200カイリ内の漁業については,最大持続生産量 (MSY) ,あるいはこれに準じた根拠に基づいて許容される総漁獲量を設定し,これから自国船の漁獲量を差し引いた分は,外国船にも利用させるということである。他方,2国間が異なる魚種相互に等量で相手国水域で漁獲し合うことを等量主義 equivalence principleといい,日露間の漁業にも適用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む